羊毛フェルトを始めたばかりの方、始めようとする方向けの「羊毛フェルト用ニードルの使い方」を解説します。
羊毛フェルト用のニードルは特殊なギザギザのついた針で、このギザギザに羊毛を絡ませて成形していきます。
このニードルの持ち方、刺し方、注意する点をチェックしていきましょう。
羊毛フェルト用のニードルとは?
羊毛フェルト用のニードルは針の先にギザギザがついているのが特徴です。
このギザギザがないと羊毛を絡ませて形を作ることはできません。
ニードルについての詳しい解説は↓の記事を参考にしてみてください。
ニードルの持ち方
ニードルの持ち方には決まりは特にありません。
持ちやすいように持って大丈夫です。
ちなみに私はこのように持っています。
このように持っていると、刺し続けているうちに中指のニードルが当たっている部分が痛くなってしまいます…。
今は使いやすい「ニードルホルダー」というものがあり(あとで説明します)、それを使って作業しているので指が痛くなることはほとんどありません。
ニードルの刺し方
それでは、早速ニードルを使って羊毛をちくちくと刺してみましょう。
こちらは刺している様子を動画で見るのがわかりやすいと思いますのでぜひ動画をご覧ください。
ニードルで刺すときの注意点
ニードルを使う時の注意が4点ありますのでご紹介します。
ここに注意していけばニードルで刺していくのがきっと楽しくなりますよ。
①ニードルはまっすぐ刺す
ニードルで刺す基本は「まっすぐ刺したらまっすぐ抜く」、斜めに刺したら斜めに抜く、これが基本です。
②ニードルはしならせない
①の「まっすぐ刺したらまっすぐ抜く」の基本ができていないと、ニードルはしなりますので折れたり曲がりやすくなります。
簡単にポキッと折れてしまいますので注意しましょう。
③初心者さんはゆっくり刺す
初心者さんはまだ力の加減や刺すリズムがわからないので、慣れるまではゆっくり作業しましょう。
あまり強く刺しすぎたり早く刺しすぎる、とニードルを折ったり指を刺したりして羊毛フェルトが楽しくなくなってしまうかもしれません。
それはすごくもったいないことなので慣れないうちはゆっくりゆっくりで大丈夫です♪
④初心者さんはニードルを折りがち
初心者さんは慣れていないのでニードルを折ることがどうしても多いです。
簡単にポキッと折れてしまうので、あまりにも折れてしまうと心まで折れてしまいますね。
でも、始めはみんなニードルを折ってしまったり、指をよく刺してしまったりしています。
「みんなはじめはそうなんだ」と気にしないようにしましょう。
あと、折ってしまったときのためにニードルの予備を多めに用意しておくといいですね。
ニードルホルダーがあると便利!
ニードルのみを持っていると指が痛くなったり、手が疲れやすくなります。
そんな時は「ニードルホルダー」を使うと便利です。
ニードルが折れても交換ができます。
ニードルのサイズが違いますので、ニードルのメーカーと同じメーカーのホルダーを使いましょう。
こちらはクロバーのフェルトパンチャーです。
ペンのように持てるのでおすすめ。
ほかにも3本針、5本針用もありますので必要に合わせて用意するといいでしょう。
ハマナカのニードルにはこちらのニードルホルダーがあります。
まとめ
今回のまとめです。
- ニードルは好きなように持ってOK
- 刺し方の基本は「まっすぐ刺したらまっすぐ抜く」
- ニードルをしならせない
- 初心者さんはどうしてもニードルを折ったりまげちゃったりしがちなので、予備があると安心!
YouTube動画もよかったら参考にしてくださいね。