羊毛フェルト作品のかたさってどのくらいなんだろう?どこまで刺せばいいのかな?って疑問に思う人も多いですよね。
この記事では「羊毛フェルト作品のかたさ」について解説していきます。
実は羊毛フェルト作品のかたさに正解はない
羊毛フェルト作品のかたさ、どのくらいまで刺せばいいのか…わからなくて悩む人も多いと思います。
でも、実はかたさに決まりはありません。
作る人の自由なんです。
ふわっとして作品のほうが好きな人もいるだろうし、カチカチにしっかり固めたい人もいます。
なので、基本的には作る人の好みでOKです。
正解はないけど適切なかたさはある
かたさは作る人の自由、ではありますがやっぱり作るものによってはある程度適切なかたさはあります。
私が思う「適切なかたさに」について解説していきます。
押してみて弾力があるくらいがよい
作ったベースがあったら指で押してみてください。
弾力があって戻ってくる感じがあれば適切なかたさだといってよいでしょう。
押してみて形が元に戻らない場合、崩れてしまうような場合はちょっとやわらかいと思ってください。
やわらかいと作品の形が崩れやすく持たないということと、作る際にパーツがつけづらいので注意して作ってみましょう。
作る作品によって適切なかたさがある
キーホルダーなど持ち歩くもの、摩擦がどうしても避けられないものの場合はなるべくしっかり作りましょう。
そうすると作品が長く持ちます。
とはいっても、セーターに毛玉ができるように羊毛はどうしても摩擦に弱いのであまりキーホルダーなどには向かないと思ったほうがよいでしょう。
とはいっても作りたいときもありますので、なるべくかために作ってお手入れもしっかりしてみましょう。
お部屋に飾る置物の場合にはそれほど気を使わなくても大丈夫ですが、やっぱりかために作ることをおすすめします。
あなたの作品のかたさはどれくらい?
自分の作品はどのくらいかたいのかな?と思っていても、比較できないのでわからないなぁ…というひとへ。
羊毛でフェルトボールを作ってみてください。
詳しくはこの動画をご覧いただくとわかりやすいと思いますが、フェルトボールを作ってみて動画のフェルトボールよりも大きいならやわらかめなんだな、小さかったらかために作っているんだな、というだいたいの比較ができます。
画像は私が2gの羊毛を使ってフェルトボールを作った時の大きさ(2.4cm)です。
使う羊毛の種類によって多少変わりますので、動画で使っている「ハマナカ ナチュラルブレンド」を使っていただくとよいかなと思います。
初心者さんには扱いやすい羊毛としておすすめしていますのでよかったら使ってみてください。