羊毛フェルトを始めようと思ったときにまず100円ショップにあるキットや道具、材料を購入する方が多いと思います。
私も別の手芸を始めてやってみようと思ったときに100円ショップのものを買って使ってみることがあります。
ここでは100円ショップの道具や材料を実際に使ってみた感想を書いてみたいと思います。
100円ショップの道具と材料でフェルトボールを作ってみた
前にも似たような投稿をしていますが、その時は羊毛のみ100均のもので道具はメーカー品を使ったので、今回は100均の羊毛・マット・ニードルを使って作ってみました。
使い心地、そしてボールの仕上がりはどうでしょうか?
羊毛はどんな感じ?
まず、羊毛はどんな感じなのか…
100均の羊毛はメーカー品の羊毛に比べるとかためで毛の流れはまっすぐ。
毛がかたいとなかなかまとまらない、そして毛羽立ちも目立ちます。
ストレートな毛も、ニードルにちょっと絡みにくくまとまらないな~という印象です。
ニードルやマットはどんな感じ?
ニードル・マットも100均のもので作ってみます。
ニードルはちょっと太めなので、やっぱりまとまりにくいかなと思います。
思ったよりは悪くないな、とは思っていますがメーカー品と比べるとやっぱり使いやすさが違いますね。
メーカー品で作ると、ニードルが羊毛の中にスッと入っていく感じがあります。
フェルトボールを作ってみた
羊毛フェルトの基本の基本、フェルトボールを作ってみます。
羊毛を丸めてニードルでちくちくと刺していきますが…なかなかまとまりません。
ようやく丸くなってきたと思っても、毛羽立ちがなかなかなくなりません。
羊毛がかたいのでぴんぴんと立っている感じ。
メーカー品の羊毛だと、だいたい10分も刺せばこのくらいのフェルトボールがきれいにできます。
でも、画像を見ていただくとお分かりかと思いますがボールに筋のようなものもあるし、毛羽立ちもあります。
まだまだ刺していかないときれいにならないかな…うーん、手も疲れるなぁ。
もうちょっと刺したり、転がしたり、はさみで余分な毛をカットしてボールができました。
100均の羊毛や道具はお試しで使うならOK
100均の羊毛と道具でフェルトボールを実際に作ってみました。
初めて羊毛フェルトをする人、初心者さんにとって100円ショップの羊毛や道具はどうなのか?というと、
正直あまり使いやすいとは言えませんので、初心者さんにはおすすめできないものです。
ですが、100均のいいところって「お金をかけずに手軽に試すことができる」ということです。
「羊毛フェルトってどんな手芸なんだろう」とまずは試してみたいときに100均を利用するのはありです。
マットとニードル、羊毛かキットを購入すれば数百円で羊毛フェルトを体験することができます。
そして、もしうまくいかなくても全然気にする必要はありません。
私って不器用なのかな?とがっかりする必要もありません。
よっぽど器用だったり、センスがある人じゃないとこの羊毛と道具でうまく作るのは難しいからです。
「羊毛フェルトって楽しい!」って思ったら、今度はメーカー品(ハマナカとかクロバー)の材料や道具を使って作ってみてください。
きっと使いやすさ、扱いやすさの違いがおわかりになると思います。
まとめ
今回のまとめです。
- 100均の羊毛はかためで初心者さんには扱いづらい。
- ニードルは太めで羊毛が絡みにくく使いづらい。
- 100均の羊毛や道具は正直おすすめできないが、羊毛フェルトを手軽に体験するためならあり。
- お試しして楽しかったらぜひメーカー品を買って使ってみよう。
羊毛フェルトを始めてみたいという気持ちを大事に、100均でうまくいかなかったからといってあきらめてほしくないので100均で体験して続けてみたくなったら、メーカー品を使ってみてください。
YouTubeではフェルトボールを作りながら解説していますのでよろしかったらご覧ください。