耳や手足、しっぽなどを本体に取り付けるとき、しっかり固定できずにズレたり外れたり…。
「どうしてもうまくいかない」という声をよく聞きます。
実は、接続部分の羊毛の扱い方と固定の工夫で、安定感はぐっと高まります。
🔍 なぜうまくいかないの?
❌ 原因① 接続部分の羊毛を使い切ってしまう
パーツを完全に仕上げてしまうと、本体に絡む羊毛が残らず固定しにくいです。余分なふわふわ羊毛が必要です。
❌ 原因② 刺す前に位置がズレてしまう
仮留めせずに刺し始めると、作業中に動いてしまい、左右の高さが合わなくなります。
❌ 原因③ 刺し固めが不十分
接続部分を軽く刺しただけでは、繊維同士が絡まず時間が経つと外れやすくなります。
✨ 安定して接続するコツ
✅ コツ①:ふわふわ羊毛部分を少し残しておく
パーツを作るとき、根元の羊毛をあえてふわふわのままに残しておいて、「接続用」として本体に刺し固めます。
✅ コツ②:仮留めしてから刺す
まち針やクリップで位置を固定してから刺すとズレにくく、左右のバランスも整えやすいです。
✅ コツ③:しっかり絡めてから仕上げる
接続部分は深めに刺し、繊維を本体にしっかり絡ませます。必要に応じて接着剤を少量使うのも◎。
🧷 ワンポイントTips:
大きめのパーツは上から羊毛を巻いて接続すると安定感UP。
耳やしっぽのような細いパーツは、土台を固めてから取り付けると崩れにくいです。
🏀 練習方法:試してみよう
- フェルトボールに耳を取り付け、左右対称に仮留めしてから刺す
- 接続用に残した羊毛を本体に広げるように刺し込んで固定してみる
- あえて外れるくらい弱く付け、どこまで刺すと安定するか実験してみる
⭐ まとめ:
モチーフ同士の接続がうまくいかないのは、羊毛の残し方と固定の工夫が不足しているから。
接続部分をあらかじめ残して本体に絡め、仮止めしてから刺せば安定感が出ます。
小さな工夫で「外れる不安」がなくなり、作品づくりがもっと楽しくなりますよ。


