はじめのころはニードルを折ったり、曲げちゃったりしがち
羊毛フェルトをはじめたばかりのうちは、どうしてもニードルを折ってしまったり、曲げてしまったりしてしまいます。
ですので、はじめのころはニードルの予備を多めに持っておくといいでしょう。
折ってばかり、曲げてばかりだとちょっとがっかりしてしまいますが大丈夫。
慣れてくればニードルを折ることもなくなってきますよ。
はじめのうちはこのクロバー「フェルトパンチャー替え針(レギュラー)」があれば充分です。この商品は5本入っていますのでとりあえず1ケース買っておけばしばらくは大丈夫かと思います。
こちらの動画で解説していますので動画も併せてご覧ください♪
ニードルの折れない、曲がらない刺し方
ここからはニードルの基本的な使い方を解説していきます。基本的な使い方をマスターしておけば、だんだんニードルを折ることがなくなってきますよ。
ニードルの持ち方
ニードルの持ち方には特に決まりはないように思いますが、ニードルを親指と人差し指で挟むようにして持ちます。ちょっと強めに刺すときには中指でニードルを支えたりします(ちょっとニードルの跡がついてしまって痛い)。
このようなニードルホルダー(ニードルをセットして使います)があれば、指も疲れないのでおすすめです。
ニードルの刺し方
ポイントは、ニードルを刺す方向と抜く方向を同じにすることです。そして力を抜いてサクサクとリズムよく刺しましょう。
やってはいけないのはニードルをしならせることです。
これをやってしまうと簡単にぽきっと折れてしまいます。
文章での説明はわかりづらいと思いますので、ぜひ動画を見てみてください。
ニードルは作業によって使い分ける
ニードルの種類は太さとギザギザのつき方で何種類かに分かれています。
クロバーの場合、「レギュラー針」「太針」「スピード針」「仕上げ針」があり、ハマナカの場合には「フェルティング用ニードル」「フェルティング用ニードル極細」があります。
このニードルは作業によって使い分けますので、それぞれの針と針に合った作業を解説します。
「太針」は線や溝、くぼみをつけるのに便利
「太針」は針が太いので、しっかりと線をつけたりくぼみをつけたりするのに向いています。細かい作業には向きません。
あまり出番は多くないニードルですがあると便利なので1本持っていてもいいと思います。
「レギュラー針」はオールマイティに使える
「レギュラー針」はほぼ一通りの作業ができる便利な針です。ニードルのギザギザは全体についているので深く刺しても、浅く刺しても使えます。
刺し方を変えて使うことで、ベース作りから表面の仕上げまでオールマイティに使えるのでまず買うならこのニードルをおすすめします。
「極細針」「仕上げ針」は細かいところを刺したり、表面を整えるのに便利
「極細針」「仕上げ針」などは細かい作業に向いています。針が細く、ニードルのギザギザは先のほうにのみついています。
使い方としては深く刺さず、浅く刺して使います。
細かいパーツを整えるとき、表面のぼさぼさを整えるときに使うと作品のクオリティがアップしますので、このニードルも持っておくと便利です。
※ハマナカのフェルティングニードルはクロバーのフェルトパンチャーにはセットして使うことはできませんので、ハマナカのニードル専用のホルダーを使うか、ニードルのみで使ってください。
まとめ
羊毛フェルトの基本、ニードルの使い方。
- ニードルの刺し方のポイントは「まっすぐ刺したらまっすぐ抜く」「斜めに刺したら斜めに抜く」「しならせない」
- ニードルは作業によって使い分ける「ベース作りはレギュラー針」「細かいところは仕上げ針or極細針」「くぼみをつけるときは太針」など
- クロバーのレギュラー針はオールマイティに使えるのでとりあえずこれがあれば作れる。
細かいニードルの動きは動画を見ていただくとわかりやすいと思いますので参考にしてみてくださいね。