羊毛フェルトを始めたばかりの方向け「マットの選び方」を解説します。
ニードルと同じでマットの選び方で作品の仕上がりが変わってきますので参考にしてみてください。
マットの種類と特徴
羊毛フェルト用のマットにはスポンジ系(材質で2種類に分かれます)とブラシ系があります。
初心者さんはどのマットを選んだらいいの?と悩むかもしれませんね。
マットの種類と特徴について解説します。
スポンジ系(発泡ポリエチレン)のマット
発泡ポリエチレンのマットというと、ダイソーのマットとハマナカのマットです。
どちらも見た目が似ていますね。
白いマットで厚みが2cmくらいあります。
価格はハマナカのほうがダイソーの2倍ほど。
触ってみるとハマナカのほうが弾力もあり、しっかりしているかなと思います。
あとハマナカのマットは刺しているうちに白いかすが出てくるので、特に濃い色の羊毛を使っているとこのかすが気になってしまいます。
へたりやすくあまり長持ちしませんので、へたってきたら新しいものに交換しましょう。
ウレタンのマット
ウレタンのマットというとクロバーのスポンジマットです。
黒っぽい色でクロバーのものは厚みが4cmあります。
ハマナカのものより厚みがあるのでへこみにくく、針が貫通することもほとんどありません。
へたりにくいので発泡ポリエチレンのマットよりも長持ちします。
ブラシマット
ブラシマットというとクロバーのブラシマットでしょう。
ブラシのように毛が密集しています。
3種類のマットの中ではやや高価です。
刺していても沈まないので小さなパーツを作るときや羊毛刺しゅうをするときに使うといいです。
ブラシの中に羊毛が絡まっていくので、こまめに毛を取り除くか、マットの上にフェルトや布を敷いてから使うとかなり長持ちします。
マットの選び方
いろんな種類があるけれどじゃあどのマットを使えばいいのか悩みますね。
ご自分のレベルと作りたいもの、用途によって必要なマットを揃えるのがいちばんですね。
- STEP1初めての人、お試しでとりあえずやってみたい人
安価・近くで購入できるダイソーのマットで手軽に試してみましょう。
- STEP2本格的にやってみたいと思ったら
ダイソーのものと似ているのでスムーズに使える、ハマナカのフェルティングマットを用意しましょう。
- STEP3慣れてきたら
クロバーのスポンジマットも使ってみて、使いやすいほうを使っても。もちろんどちらも使ってもOK!
- STEP4羊毛刺しゅうをする人、細かいパーツを作る人
クロバーのブラシマットも使うとさらに効率よく作品作りができます。
まとめ
「マットの選び方」のまとめです。
にじたま羊毛フェルトのYouTubeチャンネルでもマットの選び方を公開しています。
併せてご覧ください。