羊毛フェルトで作っていると、こんな経験はありませんか。
「見本より大きくなってしまった」 「耳だけ大きくなった」 「左右でサイズがそろわない」
初心者さんにはとてもよくあるお悩みです。
まず最初にお伝えしたいのは、見本と少し大きさが違っても、全体のバランスがよければ大丈夫ということ。
羊毛フェルトは、同じ材料・同じ作り方でも、刺し方や羊毛の量によって仕上がりが変わります。見本とぴったり同じにならなくても、それは失敗ではありません。
ただ、
- できれば思ったサイズに近づけたい
- キットの材料内で仕上げたい
- 販売用にサイズを安定させたい
という場合は、いくつか意識しておくと作りやすくなります。
今回は、羊毛フェルトが大きくなる3つの理由と、サイズに近づけるコツをまとめました。動画でもお話ししていますので、あわせてどうぞ。
▼羊毛フェルト作品が大きくなる理由|思ったサイズに近づけるコツ【初心者さん向け】
羊毛フェルトが大きくなる3つの理由
① 最初に羊毛を取りすぎている
羊毛はふわふわしているので、最初は量の感覚がつかみにくいです。「これくらいかな」と取った量が、実際には多すぎることがよくあります。
羊毛フェルトは、足りない分はあとから足せます。でも、大きくなりすぎたものを小さくするのは難しい。
迷ったら、少なめから始めるのがおすすめです。小さめに作って少しずつ足していく方が、思ったサイズに近づけやすくなります。
② 途中で羊毛を足しすぎている
「ここがへこんでいる」「もう少し丸くしたい」と思って羊毛を足していくと、気づいたときにはひと回り大きくなっていることがあります。
へこみを直すとき、全体に羊毛をかぶせてしまうのが一番大きくなりやすいパターンです。
直したい部分にだけ、薄く少しずつ足すようにすると、大きくなりすぎるのを防ぎやすくなります。
③ 途中でサイズ確認をしていない
作っているうちに夢中になって、完成してから「あれ、大きい」となることがあります。
特に耳・手足・花びらなど、同じ形を複数作るパーツは、2個を交互に少しずつ作りながら、途中で何度も比べるのがそろえるコツです。
型紙やサイズガイドがある場合も、完成してからではなく、作りながら何度か合わせてみてください。
思ったサイズに近づける3つのコツ
① 羊毛は少なめから始める
「少し足りないかな」くらいからスタートしましょう。小さい分にはあとから足せますが、大きくなりすぎると戻すのは大変です。
② 必要なところにだけ薄く足す
へこみや形のゆがみを直すときは、全体ではなく気になる部分にだけ。少しのせて、刺して、様子を見る。この繰り返しが安心です。
③ 途中で何度も比べる
見本と並べる、型紙に合わせる、左右のパーツを見比べる。少し離れて全体を確認する。
この一手間を入れるだけで、仕上がりのズレはぐっと減らせます。
大きくなってしまったときは?
もし大きくなってしまっても、すぐに失敗とは思わないでください。
耳が少し大きいなら、顔とのバランスを見て、かわいく見える位置に調整する。片方だけ大きくなったなら、もう片方に少し足してバランスを近づける。全体が大きくなったなら、「大きめサイズの子」として仕上げるのもありです。
大切なのは、全体のバランスです。
ただし、販売用の作品やキット内で仕上げる場合は、最初の羊毛の量と途中のサイズ確認を少し丁寧にしてみてください。
まとめ
羊毛フェルトが大きくなるのは、初心者さんによくある経験です。センスがないからではありません。
・羊毛は少なめから始める ・必要なところにだけ薄く足す ・途中で何度もサイズを確認する
この3つを意識するだけで、少しずつ思ったサイズに近づけられるようになります。動画でも解説していますので、ぜひあわせて見てみてください。
▼羊毛フェルト作品が大きくなる理由|思ったサイズに近づけるコツ【初心者さん向け】
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