四角(立方体など)の「角」をきれいに作るは難しい
普段動物のマスコットを作っていることが多い私はあまり「四角」って作らないのですが、ケーキとかたまに「四角」を作ることがあります。初心者さんには「四角」もきれいな角を作るのが大変かもしれないですね。
今回は「四角」の角をきれいに作る方法・コツを解説します。
角をきれいに作るコツ①箱の角を使う

四角の角をきれいに作るってなかなか難しいですよね。もともと「羊毛」というやわらかい素材で作りますので「絶対直角!」とまではいかなくていいと思いますが、ある程度は角はきれいにできていると気持ちがいいですよね。
でも、こういう細かいところをニードルで整えるとなると初心者さんは「指を刺しそうで怖い」って思いますよね。そんな人はまずお菓子の箱でも何でもいいのでちょっと丈夫な箱を用意して、角に羊毛をあてて押さえながら刺してみましょう。
押さえながら刺さないとなかなか羊毛がかたまらないので、しっかり指で押さえてくださいね。

多分羊毛をあてたばかりの時は、角に隙間ができていると思います。その隙間に羊毛を持っていくようなイメージで刺してみてください。ニードルはしならせないように注意してください。

平面の部分は上からまっすぐにニードルを刺します。できるだけ同じ力、リズムで刺してくださいね。刺す力がまちまちだと面に穴が開いてしまったり、くぼみができてしまったりします。
平面を刺すときには3本針があると便利です。


箱の角を使ってここまできれいにできました。この方法なら割と安全に角を整えることができますね。
角をきれいに作るコツ②指で整えながらニードルで丁寧に刺す
コツ①の箱の角を使って角を整えるだけでもかなりきれいになります。ただもうちょっと細かいところまできれいにしたいと思ったら、最後は指とニードルで丁寧に整えることになります。
初心者さんでまだニードルの扱いがうまくできない場合、とにかく指は刺したくない場合にはここまでやらなくても大丈夫です。もっときれいになればいいなと思ったときにやってみてください。

指で角の部分をつまんだりして整えます。羊毛を粘土だと思って整えてみるといいですね。

指を添えてニードルで刺して整えます。極細のニードルを持っていたら使ってみてください。指を添えてニードルで刺すことになりますので、指を刺さないように気をつけて作業してください。
まとめ
角をきれいに整える方法・コツはふたつあります。
- 箱の隅に羊毛を押し当てながらニードルで刺しかためる。
- 指で角を整えながらニードルで刺す。
①の箱を使って整えるだけでもかなりきれいになりますので、ぜひ試してみてくださいね。
YouTubeの動画でも実演しながらの解説をしていますのでよろしかったら併せて活用してください。