羊毛フェルトでマスコットを作っていると、「気づいたら頭が大きすぎてアンバランス!」
そんな経験はありませんか?
かわいさを求めて頭をチクチクしているうちに、手足や胴体との比率が崩れてしまうのは、多くの人が通る“あるある”なお悩みです。でも、ちょっとした工夫でぐっとバランスの取れた作品に仕上げることができます。
この記事では、頭が大きくなりすぎないようにするための原因と、今日から実践できる具体的なコツをご紹介します。
🔍 なぜ頭が大きくなるの?
頭が大きくなってしまう原因は、主に3つです。
✅胴体から作ることが多い
先に胴体を作ると、それを基準に頭をつけるため、比率が崩れやすくなります。マスコットは頭から作るとバランスがとりやすいです。
✅顔のパーツを足していくうちに大きくなってしまう
目や鼻、口を加えるたびに羊毛を足すので、最初の想定よりもどんどん大きくなってしまいます。 耳が大きすぎちゃったり、あたまの厚みがありすぎる、などです。
✅全体のバランスをこまめに確認していない
頭だけに集中していると、作品全体を見失い、頭が目立って大きくなります。
✨ バランスを整えるコツ
💡コツ①:頭から作る
マスコットを作るときは、最初に頭を仕上げ、それを基準に胴体や手足を作るとバランスがとりやすくなります。
💡 動物(特に馬など四足動物)の場合は、胴体から作った方が安定感が出ることもあります。作品によって使い分けましょう。
💡コツ②:羊毛を計量してから作る
頭・胴体・手足の羊毛の量をざっくり量っておくと安心です。
例:頭10g、胴体7g、手足各1gなど。数値で管理すると比率が崩れにくくなります。
💡コツ③:こまめに全体を確認する
15分ごとに手を止めて、少し離れた位置から見てみましょう。ざっくり図を書いてみてからはじめてもいいですね。
写真に撮ってミラー反転すると、バランスの崩れが見えやすくなります。
🌱 まとめ
頭が大きくなりがちなのは、集中しすぎて全体を見失うのが原因。
- 頭から作る
- 羊毛を計量する
- こまめに全体を確認する
この3つを意識すれば、自然とかわいいバランスに仕上がります😊
マスコットも動物も、自分の作りやすい順番で大丈夫。
「比率を意識する」ことが、理想の作品づくりにつながります。