羊毛フェルトはどこまで刺せばいい?仕上がりの固さがわかる3つの目安

羊毛フェルトQ&A
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「刺し続けていいの?」「かたさのゴールがわからない…」
羊毛フェルトを始めたばかりの方が必ず直面するのが「刺し加減」の悩みです。
実は、指で押したときの感触を目安にすると、迷わず仕上げられるようになります。

🔍 なぜゴールがわからないの?

❌ 原因① 刺す回数に正解があると思っている

作品の大きさや羊毛の種類によって必要な回数は違うため、「○回で完成」とは言えません。作品の用途によっても目安のかたさが違います。…むずかしいですね💦

❌ 原因② 表面の見た目だけで判断している

表面が固そうでも中はスカスカなことがあり、実はもっと刺さないとダメな場合もあります。表面だけでは判断ができないんです。

❌ 原因③ 固さの感覚を体験していない

基準を知らないまま進めると、柔らかすぎたり逆にカチカチにしすぎたりしてしまいます。ほかの方の作品に触れる機会があれば参考になりますが、なかなかそういう機会もない人もいると思います。私も始めたころはほかに羊毛フェルトの作品に触れる機会がなくて、どのくらい刺すのが正解なのかさっぱりわかりませんでした。

✨ 仕上げの固さを見極めるコツ

✅ コツ①:指で押して弾力を確かめる

軽く押して少しへこみ、戻る程度が基本の固さです。これが土台部分の目安になります。

✅ コツ②:部分ごとに固さを変える

土台はしっかりかたく、耳や飾りなど小物はやや柔らかめにふわっと仕上げるなど。強弱をつけると作品に表情が出ます。
私は動物のマスコットは全体的にしっかりかために仕上げますが、お菓子・スイーツは土台はしっかり表面はふんわり仕上げます。好みや用途でも使い分けるといいですね。

✅ コツ③:練習用にサンプルを作る

直径2〜3cmのフェルトボールを作って固さを比べ、感覚をストックしておくと安心です。
または、同じ量(2gくらいが作りやすい)でフェルトボールを作ってみて大きさやかたさを比べてもいいですね。同じ量でボールを作った場合、やわらかい=ボールが大きくなります。

🧷 ワンポイントTips:

「まだ柔らかいかな?」と思ったら、もう少し刺すのが◎。
ただし、刺しすぎてカチカチになると修正が難しいので注意しましょう。

🏀 練習方法:試してみよう

  • 直径2cmのボールを作り、柔らかめ/基本/硬めの3段階で比べてみる
  • 指で押したときの感触をノートにメモして感覚を覚える
  • 土台は固め、仕上げ部分は軽めに刺し分けて練習する

⭐ まとめ:

「どこまで刺せばいいかわからない」は誰もが通る悩みです。
指で押して少し弾力がある状態を目安にすれば安心。
練習を重ねるうちに、自分なりの“ちょうどいい固さ”が必ず見えてきますよ。

🌈にじたまのひとこと

本当にこの「どこまで刺せばいいのか」問題。初心者さんが必ず通る道です。そして、これって絶対の正解ってないと思います。かたさは、「羊毛の種類」「作品の用途」「好み」などで変わるからです。

だから本当は「やわらかくても」「かたくても」間違いじゃないし、失敗でもないんです。感覚によるから難しいですよね…ここで「目安」としてお話しているのは「作品の強度が安定する」「パーツがつけやすい」「羊毛の風合いが保たれる」を基準にしています。

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