作品が毛玉(ぼさぼさ)になってしまう?原因と防ぐコツ

羊毛フェルトQ&A
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せっかくきれいに仕上がった作品が、時間がたつと毛玉(ぼさぼさ)だらけに…という経験はありませんか?
今回は「作品が毛羽立ってしまう・毛玉になる」ときの原因と、防ぐための工夫を紹介します。

🔍 なぜ毛玉(ぼさぼさ)になってしまうの?

❌ 原因①:摩擦が多い環境で扱っている

→ 作品を頻繁に触ったり、持ち歩いたりすると、摩擦で表面の繊維が絡まりやすくなります。羊毛は摩擦に弱いので、キーホルダーなどの持ち歩くものには向いていません。

❌ 原因②:仕上げの刺しが足りず、表面が甘い

→ 仕上げの段階でしっかりかためていないと、表面が毛羽立ちやすくなります。

❌ 原因③:コーティングや保護処理をしていない

→ 完成後のケアをしていないと、繊維が空気中の摩擦や静電気で乱れやすくなります。

✨ 毛玉を防ぐためのコツ

✅ コツ①:仕上げの刺しで表面をしっかり固める

→ 最後に針を細かく動かし表面をなめらかに整えることで、摩擦に強くなります。時間がかかりますが丁寧に刺しておくと毛羽立ちが少なくなります。

✅ コツ②:コーティング剤を使う

→ どうしても気になる場合には、「コーティング剤」や「保護スプレー」を軽く塗ることで、毛羽立ち防止になります。ただ、私はこのようなスプレーを使ってコーティングすることはしていません。ひとつの方法としてご紹介しておきます。

✅ コツ③:触りすぎない・持ち歩きすぎない

→ できあがった作品はできるだけ展示や保管用にし、摩擦を減らすのがポイントです。

🧷 ワンポイントTips

出てきた毛玉や毛羽立ちは、ハサミや毛玉取り器で軽くカットしてOK。
無理に引っ張らず、優しくお手入れしましょう。

🏀 練習方法

・練習作品で「仕上げの刺し方」だけを重点的に練習する
・コーティングの有無でどれくらい違うかを比べてみる(気になる場合にはやってみても◎)

⭐ まとめ

毛玉や毛羽立ちの原因は「摩擦」と「仕上げ不足」。
しっかりと時間をかけて表面を整えて、完成後も丁寧に扱えば、作品のきれいな表面を長く保てます。

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