「どこまで刺したら完成なんだろう?」
羊毛フェルトをしていると、ついもう少し…と刺し続けてしまうこと、ありますよね。
今回は「仕上げのサイン」を見極めるポイントを紹介します。
🔍 なぜ仕上げのタイミングが難しいの?
❌ 原因①:表面の状態を確認せずに刺し続けている
→ 「もう少しかためたい」と思っているうちに、形が変わったり色が沈んだりしてしまうことも。
❌ 原因②:やわらかさとかたさの基準があいまい
→ どの程度までかためればいいかがわからず、仕上げの判断が難しくなります。
❌ 原因③:パーツごとの完成度を揃えていない
→ 顔・体・耳など部位ごとに固さがバラつくと、全体のまとまりが出にくくなります。
✨ 仕上げのタイミングを見極めるコツ
✅ コツ①:表面がなめらかで、針跡が目立たなくなったらOK
→ 表面がすべすべしてきたら、十分にかたまっているサインです。
✅ コツ②:指で軽く押しても形が変わらないかチェック
→ 軽く押してへこまない程度の弾力があれば完成に近い状態。
✅ コツ③:パーツを並べてバランスを確認する
→ 組み立て前に、各パーツのかたさ・大きさを比較しておくと、仕上がりが安定します。
🧷 ワンポイントTips
作業の途中で写真を撮ると、客観的に「仕上がってきた感」がわかります📸
毎回完成を見比べると、自分の仕上げ基準ができてきます。
🏀 練習方法
・同じ形を2つ作り、「やわらかめ」「しっかりめ」で仕上がりを比較してみる
・途中段階のフェルトを触り比べて感覚をつかむ
⭐ まとめ
仕上げのサインは「表面のなめらかさ」「弾力」「バランス」。
焦らず少しずつ整えていけば、自分なりの“完成ライン”が見えてきます。