まだまだ暑い日が続いているのですが、9月も半ば近くで秋は近づいているよね…ということで、「羊毛フェルトの始め方」を動画にしました。
似たようなことは以前にも動画にしていますが最新版として参考になればと思います。
道具・材料を準備しよう
まずはじめに「最低限」でいいので道具と材料を揃えてみましょう。
まだ続けれらるかわからないし…と思っている人は、この4つを揃えればOKです。
フェルティングニードル(専用の針)
ニードル(フェルティングニードル)とは羊毛フェルト(ニードルフェルト)専用の針です。
ニードルの特徴はギザギザ(バーブといいます)がついていることです。
このギザギザに羊毛が絡むことでかたまっていき、形を作ることができます。
ですので、普通の縫い針などでは代用することはできません。
はじめの1本としておすすめなのは「クロバー・フェルトパンチャー替針(レギュラー)」です。
このニードルはベースを作るところから、ある程度の表面の仕上げまで広い用途に使えるのでぜひ使ってみてください。
マット
羊毛フェルトの作業は基本このマットの上で行います。
特に初心者さんは指を刺しやすいので、このマットの上で羊毛をしっかりと押さえて作業をするようにしましょう。
マットもいろいろな種類がありますのでお好きなものでOKですが、おすすめは入手しやすく価格も200円前後の「ハマナカ・フェルティングマット」です。
羊毛
材料は最低限羊毛があればなにか作れます。
おすすめの羊毛は色もたくさんあって買いやすい、という点からハマナカの羊毛かな、と思います。
羊毛にも種類があって用途や使いやすさが違うのですが…これは過去の記事で紹介していますのでよかったら参考にしてください。
はさみ
はさみはできれば先のとがった小さめのはさみが使いやすいです。
刺しゅう用のはさみも使いやすいですよ。
ここでは私がずっと使っているはさみを紹介しておきます。
初心者さんにおすすめの始め方
- キットを購入する…手芸店やネットでキットが販売されています。必要なだけの材料がセットされていますので材料の無駄がありません。
- 動画を見る…YouTubeでもたくさんの作り方、テクニック動画が公開されています。実際に手を動かしているところが見れるので参考になると思います。私も「にじたま羊毛フェルト」というYouTubeチャンネルをやっていますのでよかったら見てください♪
- 本を購入する…本もたくさん出ています。基本がわかるテクニック本を1冊買っておくといいかなと思います。動画と併用するとさらによいと思います。
- 教室やワークショップに参加する…近くで教室やワークショップをやっているところがあれば参加してみるのもいいですね。参加費がかかることが多いですが、なんといっても実際に指導してもらえますのでスムーズにテクニックの習得ができます。
初心者さんにおすすめの作品
- ボール…まず作ってみてほしいのが「フェルトボール」です。ボールは羊毛フェルトの基本ですのでまんまるのきれいなボールが作れるようになれればニードルの使い方、羊毛の扱い方が習得できます。ぜひ作ってみてくださいね。
- マスコット…ボールが作れるようになったら簡単なマスコットがおすすめです。ボールや基本の形から作る動物マスコット(特にくまは作りやすいです)はおすすめです。
- アクセサリー…アクセサリーがお好きな方におすすめ。少量の羊毛があれば作れるものが多いので気楽に作れます。(金具などは必要で、金具をつける方法などが必要ですが…)
羊毛フェルト上達のコツ
- 時間をかけて丁寧に…羊毛フェルトの制作にはとにかく時間がかかります。リラックスして丁寧に時間をかけて作ることが大事です。
- 基本的なテクニックを身につける…いきなり難しいもの(リアル系動物とか)を作ろうとしてもうまくいきません。まずは基本的な形(●とか■▼とか)からテクニックを身につけていきましょう。
- 数をこなす…フェルトボールにしても数個作っただけでは身につきません。とにかくたくさん作ってみましょう。うまくいかなくても大丈夫。どんどん作っていくうちに自然とコツが身につきます。
羊毛フェルトは楽しいのでぜひやってみて!
今回の記事の内容は動画でも公開しています。
合わせてご覧いただけたら嬉しいです。
羊毛フェルトはお裁縫やほかの手芸が苦手な方でも大丈夫!
自由度が高いのが魅力なのでぜひたくさんの人にやってみてほしいなと思っています。