以前の「羊毛フェルトをはじめるときにまずそろえる道具・材料3つ」という記事で、羊毛フェルト(ニードルフェルト)を始めるのに最低限必要なもの「ニードル」「マット」「羊毛」について解説しました。
羊毛のみで作品を作り上げるのならば、あとはニードルとマットさえあれば作品作りができます。
その点ではすごくお手軽にはじめられる手芸だなぁと思います。
あとは作るものに応じて「木工用ボンド」「目打ち」「はさみ」などを用意すればバッチリです。
今回はこのほかにあったら便利!という道具を5つご紹介します。
便利な道具を使うと上達が早くなる!5選
まぁなくてもなんとかなるけどあったら効率がよくなったり作りやすくなったり、上達に役立つものですのでよかったら参考にしてくださいね。
ニードルホルダーはあると全然違う
ニードルをセットして使う「ニードルホルダー」は絶対に持っていてほしいアイテムです。
まぁなくてもなんとかなるんですけど…ただこれを使うか使わないかで、作業の効率やスピードが違ってきます。
そして長時間の作業をしても(あまりしないほうがいいのは置いといて)疲れにくい、指が痛くならない。

「ニードルホルダー」といってもいろいろありますが、私がおすすめするのはクロバーの「フェルトパンチャー」です。
フェルトパンチャーはペンのように持つのでとても持ちやすく、変な力もいらなくて、指が痛くなりにくいのです。
フェルトパンチャーには「1本針用」「3本針用」「5本針用」があって、それぞれニードルをセットして使います。
ニードルが折れたら交換もできます。

1本針は細かい作業をするときに便利です。針も細めの針(仕上げ用)などを使えばさらに細かい作業もできます。

3本針はちょっと広めの範囲を効率よく刺すことができます。針が3本あるので1本針よりも3倍のスピードでできるというわけです。これが出てきてからとても効率よく作品作りができるようになったので手放せないですね。

5本針も一応持っています。
しかもこのピンクになる前のオレンジのものを…でも普段のマスコット作りではほとんど使わないので道具箱の中にずっとあります。
これを使うのは大きい作品(実物大のワンちゃんとか)、広いもの(大きめの羊毛刺しゅうとか)を作るときですね。
これは大きめの作品を作る人じゃないとあまり必要はないかなと思います。



フェルトパンチャーの替針にはいろいろあって用途によって針を使い分けるといいですね。
用途に応じて「フェルトパンチャー」と「ニードル(替針)」を組み合わせて使うと効率よく作業ができて作品の仕上がりもよくなります。
消えるチャコペン
羊毛にしるしをつけたり、下描きをしたいときに便利なのが「消えるチャコペン」です。
普通のチャコペンシル(鉛筆タイプ)は羊毛はとても書きづらいので、まず「ペンタイプ」をおすすめします。
チャコペンにも「水で消えるタイプ」「時間が経つと自然に消えるタイプ」があって、水で消すのってやっぱりめんどくさいので「時間が経つと消えるチャコペン」をおすすめします。
私が使っているのはこの「チャコエースⅡ」なのですが、細いほうはあまり使わないのでほかのメーカーのものでもいいですし、100円ショップにもありますので好きなものを使ってOKです。
指を刺したくない人は指サック
これは私は使っていないのですが、指を刺したくない人は「指サック」を使うのがいいと思います。
特に始めたばかりの人やお子さんは指を刺してしまうことで、羊毛フェルトが怖くなってしまったり、嫌になってしまうかもしれません。
ニードルの先はとても鋭くて、指を刺すと結構痛いんですよね。
でも「指を刺すのが嫌だから羊毛フェルトをやりたくない」というのはなんだかもったいないなと思うので、そういうひとはぜひ「指サック」を用意してみてください。

私もときどき指は刺してしまうのですが、羊毛のかたさとか表面の滑らかさとかそういうのを指で触れて確認したいので指サックは使っていません。
0.1グラム単位で測れるデジタルスケール
羊毛はとても軽くて0.5gと1gでは量が全然違います。
私も作り方レシピを作るときに羊毛の量はg表記にしていますが、本当は0.1g単位で書きたいくらい微妙な量の時があります笑。
これもなくてもいいけどあったら便利というものですが、デジタルスケールは0.1g単位で量れるものを使ってください。
私が使っているのもこれとほぼ同じスケールです。
タニタのなら大丈夫かな、と思っています。
スケール(ものさし)
これもあったらいいかな、というものなのですが「スケール(ものさし)」です。
サイズが測れればなんでもいいのですが、私がおすすめするこのスケールは「厚み」も測れます。
マスコットの厚みとか測るときにあったら便利ですよ。


まとめ
羊毛フェルトの作業で「あったら便利!な道具5選」を紹介しました。
まぁなくても作業できるし…なものなのですが、あると便利で作業が楽になるものもありますのでよかったら参考にしてみてくださいね。
動画でもさらっとですが紹介していますので、併せてご覧ください。