そういえば…今年2025年で羊毛フェルトを始めて20年になります。
早いなぁ…その間本業にしたり、兼業に戻ったり、ゼロじゃないけどほとんど活動してなかったり、ずっと同じペースで作ってきたわけではありません。
そんな時期を経てまだなんとか完全に辞めることなく続けています。
今回はなんだかんだと辞めずにこれた羊毛フェルトの魅力とかをつらつらと書いてみたいと思います。
いつもよりも長文で書いていますが興味があれば読んでみてください。
動画では一般的な羊毛フェルトの魅力をご紹介しています。
はじめたのは2005年
羊毛フェルトをはじめたのは2005年です。
きっかけは前にも書いたのですが、はじめはフェルトおままごとを作りたくてネットで色々調べました。
はじめはそのままフェルトおままごとを作って楽しんでいたのですが、ネットで調べているうちにフェルトはフェルトでも「羊毛フェルト」というものがあることを知りました。
今はきっと「羊毛フェルト」って聞けば「あ~針でちくちく刺すやつね」ってくらいには知っている人も多いのですが、20年くらい前は多分そんなに知られていなかったように思います。
図書館で本を借りようと思ってもあんまりなくて。
あっても羊毛を石鹸水でごしごしとやってバッグとかを作るほう(水フェルトと呼ばれていることが多いです)の本くらいしかなく、何をどうしたらいいのやら、材料や道具はどこで買ったらいいのやら?という感じでした。
そこではじめてキットというものを購入しました。
市販のものではなくてヤフオクで。
でも、このキットがあったおかげで羊毛フェルト(ニードルフェルト)がどんなものなのかがわかりました。
もうずいぶん前のことで覚えていないのですが、ネットで買ったり大きい手芸屋さんに行って羊毛などを購入しては作っていました。

はじめのほうはこんな感じでした…毛羽立ちも多いし、たぶんふにゃふにゃだっただろうなと思います。
羊毛フェルトを続けられた理由
それまでは当時流行っていた「けしごむはんこ」とかもチャレンジしてみたのですがなんか続かず…いくつかやった中で続いたのは羊毛フェルトだけでした。
こんなに続けてこれたのは、それなりの魅力があったからだと思います。
最低限針(ニードル)と羊毛とマットがあればなにか作れる
まずは気軽に始められるということかなと思います。
最低限針(ニードル)と羊毛とマットさえあればなにかしら作ることができます。
私ははじめはフェルトボールを作って、それからてんとう虫だったかな…そんな感じで作っていたので特にほかに材料や道具もいらなかったと思います。
はじめからあれやこれやと準備が大変だったら、準備しただけで満足しちゃったかもしれませんね笑
作業場所をとらない
大きなものを作ったり、凝ったものを作るとなるとそれなりの場所も必要かもしれませんが、羊毛フェルトでよく作るようなマスコットやアクセサリー、動物などはそんなに大きくありません。
ですので、作業スペースもあまりいりません。
こまごま装飾したり、大きいものを作ったり、ニードルフェルトじゃなくて水フェルトをやったりするとそれなりに場所や道具なども必要ですが。
なので、割とどこででも作業できるので気軽にできるのかなと思います。
裁縫が苦手でもできる
お裁縫やミシンが苦手だからなぁ…と思って手芸はちょっと無理かも。って思うこともあるかもしれませんが、羊毛フェルトは大丈夫。
お裁縫とか縫ったりとかそういうのができなくても、針で羊毛を刺すだけなので大丈夫なんです。
まぁ「刺すだけ」とは言っても奥が深いのですが…。
私の場合、アウトプットできる機会があったから
あくまで私の場合ですが、羊毛フェルトで作ったものを販売したり、作り方やテクニックを教えるという機会があったからこそ続けられたんだろうなと思っています。
特に「教える」というアウトプットができたのは大きいかなと思います。
教えるにも「次は何を作ろうか」「どんなふうにテクニックを伝えようか」「なるべく簡単に作るにはどうしようか」などなどを考えたり、調べたりしなければならなかったのでやめるということにはならなかったですね。
もうなんだかんだ12~3年くらいは教えているのでやめないで続けられているのだと思います。
これから10年も?
これから先10年も羊毛フェルトやっているかな?やっていられたらいいなぁと思います。
やっていてよかったこと、たくさんあるので、これからもたくさんの人に羊毛フェルトの楽しさを伝えていけたらいいなと思います。