羊毛フェルトの一番の悩みは「表面が毛羽立つ」こと
羊毛フェルト(ニードルフェルト)をやっていて、みんな必ず通る道というか一番の悩みは「表面の毛羽立ち」だと思います。
刺しているつもりでもなんかけばけばして汚い感じ。
どうしたらもっときれいにできるんだろう?とお悩みの人へ表面がきれいにならない理由4つときれいにするコツ6つをじっくりと解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
表面がきれいにならない理由①ベースがしっかりできていない

ベースがやわらかかったりでこぼこがあると、その上に羊毛をかぶせて刺していっても刺しづらくきれいな表面にはなりにくいです。
ベースがふわふわだとニードルも深く刺さってしまうので刺し穴も目立ってしまい、見た目がきれいになりません。
表面がきれいにならない理由②深く刺しすぎている

深く刺しているとその分刺し穴が大きくなります。刺し穴が大きいとデコボコして見えたり、穴がぼこぼこしていて表面がきれいには見えません。
表面がきれいにならない理由③太いニードルを使っている

太いニードルを使うと当然刺し穴が大きく目立ちます。
刺した跡が残ってしまうとやっぱり表面はきれいに見えません。
表面がきれいにならない理由④単純に刺し足りない

羊毛フェルトはとにかく時間がかかります。
時間をかければかけるほどしっかりしたものができるし、きれいな表面になります。
単純に時間をかけていない、刺す数が足りないので表面もきれいに整っていないということになります。
表面をきれいにするコツ①ベースはしっかりと作っておく

ベースはなるべくきれいに作っておきましょう。
くぼみがあってデコボコしていると、その上に羊毛をかぶせてもデコボコしたままになってしまいます。
ニードルを浅く刺せるくらいにしっかりとベールを作っておきましょう。
表面をきれいにするコツ②細いニードルを使う

表面を整えるときには「極細ニードル」または「仕上げ用針」を使いましょう。
おすすめのニードルを紹介しておきますので、よかったら使ってみてください。


表面をきれいにするコツ③浅く刺す

②で紹介したような細いニードルを使って浅く刺せば刺しあとは目立たなくなりますので表面もきれいになります。
表面をきれいにするコツ④ひたすら刺す

時間をかけてとにかくひたすらちくちく刺しましょう!
表面をきれいにするコツ⑤寝かせながら刺す

表面を整えるコツとしてやってみてほしいのは「表面をなでながらニードルで刺す」ということです。
毛羽立っている毛を寝かせながらニードルで丁寧に細かく刺していきます。
時間がかかりますがそれを繰り返していくと表面がだんだん整ってきれいになりますよ。
表面をきれいにするコツ⑥余分な毛ははさみでカットする

⑤をしっかりやった上で飛び出ているような毛があれば、はさみでカットすればOKです。
刺しゅう用のはさみなど細かい作業ができるはさみを使いましょう。

動画も併せて活用してください
動画ではぼさぼさな表面をきれいにしていく様子もわかりますので併せて参考にしてください。
きれいな表面になれば作品のクオリティもアップします。
時間がかかるし大変な作業ですがぜひ実践してみてくださいね。