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羊毛フェルトの「ベース」って必要?

テクニック
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羊毛フェルトの「ベース」っていうけど、ベースって作らなくちゃいけないの?ベースを作るときと作らないときの違いは?などなど、初心者さんの疑問を解説してみました。

羊毛フェルトの「ベース」についての疑問を解説

この動画でもよく「ベース用羊毛を使ってベースを作る」という工程がありますが、そもそも「ベース」とはなんなのか?絶対作らないといけないの?どんな時にベースは作るの?ベース羊毛のおすすめは?…いろいろわからないことがありますよね。
今回はこのような「ベース」に関しての疑問を解説してみました。

そもそも「ベース」って何?

作品作りの流れとして、綿状のベース用の羊毛(ハマナカの「ニードルわたわた」のような羊毛です)を使って土台、芯になる部分を作ってからその上にカラーの羊毛を刺しつけて作品を作っていきます。
その「土台」のことを「ベース」といいます。

ベース用の羊毛は必要?

結論から言うと、ベース用の羊毛は必ずしも必要ではありません。
え?じゃあベース用の羊毛ってどんな時に使ったらいいの?使わなくていいの?という疑問がある人もいるかもしれませんね。
そんな人のために「ベース用の羊毛が必要な場合」「必要ない場合」を解説していきます。
これがわかると作品作りもスムーズにできるようになりますよ

ベースが必要な場合

「大きい作品・立体的な作品」ではベースを作ったほうがいいでしょう。
大きい作品はしっかりと安定したかたさが必要です。ワイヤーやモールに羊毛を巻き付けて形を作っていくこともあります。
そんな時は綿状のベース用羊毛のほうが絡みやすく、効率的に形を作っていくことができます。そして仕上がりもしっかりしたものになります。
大きなものはベースを作ってからカラー羊毛を刺しつけていく、という流れで作っていきます。

ベースが不要な場合

「小さい作品・平たい作品」ではベースは作らなくてもいいでしょう。
小さい作品は羊毛のみで作っても大丈夫。ベースを作ってからカラー羊毛をかぶせる作り方もできるけどあまり効率的じゃないかも。

どれくらいの大きさだとベースが必要?

じゃあどれくらいの大きさだとベースを作ったほうがいいのか?という疑問が出てきますよね。
絶対こうじゃないとダメ、というわけではないので個人的な考えですが5cmくらいになったらベースを作ったほうがいいと思います。
全体が5cmくらいのマスコットだとしたら、体はベースを作る。
耳や手足、しっぽなどの小さめのパーツは羊毛のみで作る、という考え方でいいと思います。

おすすめのベース羊毛

おすすめのベース用の羊毛はハマナカの「ニードルわたわた」です。
これは私も長い間愛用しています。
大きな手芸屋さんやネット通販でも入手しやすいので初心者さんにもおすすめです。

ほかにベースとして使えるもの

手芸綿もベースとして使うことができます。比較的価格が安いし、100円ショップでも買うことができるので手軽に使えます。ただし、手芸綿によって形になりやすいものなりにくいものがありますので自分が作りやすいものを選ぶのが大事です。
ほかにもは発泡スチロールやメラミンスポンジなどを使うこともできます。
個人的には多少価格が高いとしても、初心者さんは「ニードルわたわた」などのベース用の羊毛を使うのがおすすめです。ある程度できるようになったら別の素材を試すのがよいでしょう。

まとめ

今回のまとめです。
①大きい作品や立体的な作品にはベースが必要
②小さい作品や平たい作品にはベースは特に必要ない
③ベースは必ずしも必要ではない
④ベースにはいろいろな素材が使えるが初心者さんは「ベース用の羊毛」を使うのがおすすめ

ベースについての疑問などを解説してみました。
羊毛フェルトを楽しんでもらえたら嬉しいです。

YouTubeの動画でも解説していますのでよかったら併せてご覧ください。

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