羊毛フェルトの色の境目をきれいに刺すコツ|ペンギンのひなで解説

初心者さん向け羊毛フェルト入門
この記事は約5分で読めます。

羊毛フェルトで作品を作っていると、

  • 「色の境目がぼやけてしまう」
  • 「白と黒の境目がガタガタになる」
  • 「色が混ざったように見える」

ということはありませんか?

今回は、ペンギンのひなを題材にしながら、羊毛フェルトの色の境目をきれいに刺すコツを動画で解説しました。

白・黒・グレーのように色の差がある作品は、境目が少し変わるだけで仕上がりの印象が変わります。
ペンギンだけでなく、パンダやシマエナガ、白黒の動物を作るときにも使える考え方ですので、ぜひ参考にしてみてください。

色の境目がぼやけてしまう理由

羊毛フェルトは、羊毛をニードルで刺しながら形を作っていきます。

色を分けて刺すときに羊毛を厚くのせすぎたり、境目を決める前に広い面をどんどん刺してしまったりすると、
色のラインがぼやけやすくなります。

特に初心者さんの場合は、

  • 羊毛を一度にたくさんのせてしまう
  • どこまで色を入れるか決めずに刺し始めてしまう
  • 境目を深く刺しすぎてしまう
  • 正面だけを見て進めてしまう

ということが起こりやすいです。

色の境目をきれいにしたいときは、最初から一度でくっきり仕上げようとしなくて大丈夫です。
少しずつのせて、少しずつ刺して、途中で確認しながら整えていくことが大切です。

コツ1|先に境目を決めて下書きをする

色を刺し始める前に、まず「どこまで色を入れるか」を決めておきます。

ペンギンの場合は、顔の白い部分と頭の濃いグレーの境目が大切です。
ここが大きくずれると、顔の印象が変わりやすくなります。

不安なときは、チャコペンでうっすら下描きをしておくと安心です。
強く描かなくても大丈夫です。

「このあたりまで白」
「このあたりから濃い色」

という目安がわかるだけで、刺し始めがぐっと楽になります。

コツ2|羊毛は薄くのせる

色の境目をきれいにしたいときは、羊毛を厚くのせすぎないことが大切です。

少量の羊毛を薄く広げて、ベースにふわっとのせます。
最初から一気に色を完成させようとしなくて大丈夫です。

少し薄いかな、くらいでのせて、足りなければあとから重ねていきます。

羊毛フェルトは、あとから羊毛を足すことができます。
反対に、最初から厚くのせすぎると、境目がもこっとしたり、形が大きく見えたりしやすくなります。

まずは薄く。足りなければあとから足す。

このくらいの気持ちで進めると、調整しやすくなります。

コツ3|広い面より先に輪郭を軽く刺す

羊毛をのせたら、いきなり広い面をしっかり刺すのではなく、先に境目の輪郭を軽く刺しておきます。

先に輪郭を軽く固定しておくと、広い面を刺しているうちに色の境目がずれにくくなります。
ニードルは深く刺しすぎず、境目に沿って細かく刺していきます。
ここで大切なのは、一度でくっきり決めようとしないことです。

少し刺して、見て、また少し刺す。

その繰り返しで、だんだん境目が整っていきます。

にじたま
にじたま

私は、境目を刺すときは「絶対はみ出さないぞー!」と気合を入れて刺しています(笑)それでもはみ出してしまうことはあるので、そのときは修正します。やりなおしができるのが羊毛フェルトのいいところですよね😊

コツ4|深く刺しすぎない

境目の近くを深く刺しすぎると、隣の色と混ざって見えやすくなることがあります。

特に白と黒、白と濃いグレーのように色の差が大きい場合は、
深く刺しすぎると色が入り込みすぎて、境目がにじんだように見えることがあります。

境目を整えるときは、浅めに少しずつ刺します。

「しっかり固める」というより、まずは「位置を決める」くらいの気持ちで大丈夫です。
広い面を整えるのは、輪郭がある程度決まってからでも遅くありません。

コツ5|正面だけでなく横からも見る

色を入れているときは、つい正面だけを見て進めてしまいがちです。
でも、羊毛フェルトは立体作品なので、横から見たときのラインも大切です。

正面から見るときれいに見えても、横から見ると境目が斜めになっていたり、片側だけ上がっていたりすることがあります。
ときどき手を止めて、正面・横・後ろ・上から確認してみてください。
いろいろな角度から見ることで、「ここを少し直そう」と気づきやすくなります。

完全に左右対称でなくても大丈夫です。
でも、途中で確認する習慣があると、仕上がりはぐっと安定しやすくなります。

はみ出しても大丈夫。反対の色で調整できます

色の境目を刺していると、どうしても少しはみ出すことがあります。
でも、はみ出したから失敗というわけではありません。

たとえば、濃いグレーが白い顔の部分に入りすぎたときは、濃い色を内側に寄せたり、場合によっては取り除きます。そのあと、上から白い羊毛を少しだけ重ねてなじませます。反対に、白い部分が広がりすぎたときは、外側から濃い色の羊毛を少し足して整えます。

色によっては、下の色が透けて見えるので修正がしやすい薄い色から刺し始めるのがおすすめです。

このときも、一度にたくさん足さないのがポイントです。
少し足して、少し刺して、離れて見て確認する。
この繰り返しで、自然な境目に近づいていきます。

羊毛フェルトは、途中で直しながら作れる手芸です。
「はみ出したから失敗」ではなく、「ここから調整できる」と思って進めてみてください。

まとめ|色の境目は少しずつ整えれば大丈夫

今回は、ペンギンのひなを題材に、
羊毛フェルトの色の境目をきれいに刺すコツをご紹介しました。

ポイントをまとめると、

  • 先にどこまで色を入れるか決めておく
  • 羊毛は薄くのせる
  • 広い面より先に輪郭を軽く刺す
  • 境目は深く刺しすぎない
  • 正面だけでなく横や後ろからも見る
  • はみ出しても反対の色で調整できる

ということです。色の境目は、最初から一度できれいに決めなくても大丈夫です。

少し刺して、見て、直して、また整える。

その繰り返しで、だんだん自然な境目になっていきます。

ペンギン以外にも、パンダやシマエナガ、白黒の動物を作るときに使えるコツです。
色の切り替えがうまくいかないときは、ぜひ試してみてくださいね。

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「動画を見ながら作っているけれど、形がうまく整わない」
「色の境目や表面の仕上げで迷ってしまう」

という方は、ぜひほかの動画や記事も見てみてくださいね。

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YouTubeのコース(再生リスト)「【初心者さんがつまずきやすいポイント】仕上がりが変わる基本コース」も参考にしてみてくださいね。