羊毛フェルトでマスコットを作っていると、
「頭と胴体がなかなかくっつかない」
「つけてもグラグラしてしまう」
「つなぎ目に羊毛を足したら、首まわりがモコモコしてしまった」
そんなことはありませんか?
耳や手足などのパーツ付けもそうですが、特に頭と胴体の接合は、初心者さんがつまずきやすいところです。
私も羊毛フェルトを始めた頃は、頭と体のつなぎ目がうまく整えられず、不自然な仕上がりになっていました。

でも、いくつかのポイントを意識するだけで、ぐっとつなぎやすくなります。今回は、私が頭と胴体をつなぐときに意識している3つのコツをご紹介します。
① 接合する部分をカチカチにしすぎない
頭と胴体をきれいにつなぐためには、接合する部分を最初からカチカチに仕上げすぎないことが大切です。
全体がやわらかすぎる必要はありませんが、あとからニードルが入りやすいくらいの少しやわらかさが残った状態にしておきます。
カチカチになるまで刺してしまうと、針が入りにくくなり、羊毛同士もなじみにくくなります。
「あとでここをつなぐ」とわかっている部分は、少し仕上げを残しておくイメージで大丈夫です。
② 位置を決めて、しっかり押さえながら少しずつ刺す
次に、頭を胴体の上に置いて位置を確認します。
正面から見て曲がっていないか、横から見て前や後ろに傾きすぎていないかも確認してみましょう。
慣れないうちは、まち針で仮留めしておくと安心です。
位置が決まったら、頭と胴体を指でしっかり押し合わせながら刺していきます。
ここでのポイントは、一か所だけを一気に固定しないこと。
少し刺したら反対側、次は前、後ろ……というように、いろいろな方向から少しずつ刺します。途中で何度か位置を確認すると、刺しているうちに頭がずれてしまうのも防ぎやすくなります。
ある程度動かなくなってきたら、付け根に向かって少し深めに刺し、しっかり固定します。
③ 羊毛を足すなら、接合したあとに少量ずつ
つなぎ目がへこんでいたり、境目が目立ったりすると、「頭と体の間に羊毛を入れればいいのかな?」と思うかもしれません。
でも、最初からたくさんの羊毛を挟んでくっつけようとしなくても大丈夫です。
まずは頭と胴体そのものをしっかり接合します。
そのあとで、つなぎ目が気になる部分だけに少量の羊毛を薄く広げて重ねます。羊毛をかたまりのまま足すのではなく、薄く広げて、周りとなじませるように少しずつ刺していくのがポイントです。
一度にたくさん足すと、首まわりだけ太くなって「マフラーを巻いているみたい」になってしまうこともあります。足りなければまた少し足す、くらいで十分です。
うまくいかないときは、ここを確認
頭と胴体がうまくつながらないときは、
・接合部分をカチカチにしすぎていないか
・刺している途中で頭が動いていないか
・つなぎ目に羊毛を一度にたくさん足していないか
を確認してみてください。
羊毛フェルトは、あとから少しずつ足したり整えたりできる手芸です。
最初から一度で完璧につけようとせず、
少し刺す
↓
位置を見る
↓
また少し刺す
というように進めてみてくださいね。
私も最初からできたわけではありません
私も羊毛フェルトを始めた頃は、頭と体の接合がうまくできず、つなぎ目が不自然な作品を作っていました。
今見ると
「ああ、ここがうまくつながっていないな」
と思うところもあります。
でも、何度も作っているうちに、少しずつ
「ここはやわらかく残しておこう」
「先にしっかり固定してから整えよう」
とわかるようになってきました😊
最初からきれいにできなくても大丈夫です。うまくいかなかったところも、次に作るときのヒントになります。
動画でも実演しています
今回ご紹介した3つのコツは、YouTubeでも実際に手元を見せながら解説しています。
文章だけではわかりにくい押さえ方やニードルの刺す方向なども動画で確認していただけます。
「頭と胴体がなかなかくっつかない」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
頭と胴体をきれいにつなぐコツは、
① 接合する部分をカチカチにしすぎない
② 位置を決めて、押さえながら少しずつ刺す
③ つなぎ目の羊毛は、最後に少量ずつ足す
この3つです。
特に、「羊毛を間に挟まないとくっつかない」と思っていた方は、まずは頭と胴体そのものをしっかり接合するところから試してみてください。
少しずつ確認しながら進めると、パーツ付けもぐっとやりやすくなりますよ😊

